ポイ3つの基本要素
ポイの最も大切な3つの要素、『面』『回転方向』『リズム』について、それぞれの種類と名称を見ていきましょう!
ポイ体操基礎 基本の名称でも解説しているので合わせてご覧ください。
1: 面 Plane
ホリゾンタル面
水平にポイをまわすときの面をホリゾンタル面と呼びます。Horizontal は水平な、という意味です。
手を上に向けて回す面をトップ面。下に向けて回す面をボトム面と呼びます。
回転方向の呼び方
時計回し・反時計回し / Clockwise, Counter Clockwise *上空から地面を見た際の回転方向
内回し・外回し / Inwards, Backwards
ウォール面
体の前後でポイが回転して描く平行な面です。Wallはそのまま壁の意味ですが、なぜか前後の面をカベと呼んでいます。
正面をフロントウォール面(またはフロント面)、背中側をバックウォール面(またはバック面)と呼びます。
回転方向の呼び方
時計回し・反時計回し / Clockwise, Counter Clockwise
内回し・外回し / Inwards, Backwards
サイド面(ウィール面)
体の左右でポイが回転して描く平行な面のです。
ウィールとは、英語で「車輪」という意味でポイの回転を車輪に見立ててそう呼ぶこともあります。
回転方向の呼び方
前まわし・後ろ回し / Forwards Swing, Backwards Swing
*forwardsと副詞的に使用する~wardにはsを付けたほうがイギリス英語では一般的なようです。
その他の面
2: 回転方向の組み合わせ Directions
オポジット回転(バタフライ回転)
左右のポイが逆方向に回転するときの呼び方。Opposite Direction ( Butterfly )
オポジット回転の代表技として最も有名な「バタフライ」、をそのまま回転方向の名称として使用することも多いです。
技の例:バラフライ、メキシカンウェーブ、スレッドザニードル
3: リズム Rhythm
スプリットタイム
片方のポイが上を通るとき、もう片方のポイが下を通るリズムをスプリットタイムと呼びます。
左右のポイが180度ずつずれて回転している状態です。
技の例:ウィーブ、バズソー、スプリットバタフライ、かめはめ波
セイムタイム(トゥギャザータイム)
左右のポイが同時に最上部、最下部を通過するリズムで回転するときセイムタイムといいます。
別名トゥギャザータイム。これは回転方向とリズムの組み合わせでポイの動きを表記するときに Same Time と Same Directionがそれぞれ Sameで混合する場合があるので、トゥギャザータイム Togとして見やすくしている理由もあるようです。
例 Tog / Same Anti Spin Flower = Same / Same Anti Spin Flower (セイムタイムセイム回転アンチスピンフラワー = クローバー)
技の例:バタフライ、キャリーターン、ローリール、ハイリール
ポイの基本要素を理解できたら・・
自分のポイがどの面で、どの回転方向とリズムの組み合わせてポイを回しているのか、を理解すると自然とバリエーションが広がります。
今やっている技をオポジット回転にしたらどうなるかな?それとも違う面でやってみたらどうなるかな?そんな発想ができるようになると、どんどんポイの表現がひろがっていきます!
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